2011年12月31日

Year In Review-2



2011年最後の日。大晦日である。

ワイフの那須の同級生夫婦は、那須から名古屋へ。
ダモシの後輩夫婦は、横浜から三重へ。
それぞれ昨日、帰省のため車でロング・ディスタンスのドライブ。

大渋滞の中、よくぞ行く。
いずれも、やむごとなく行くわけだが、
むろんニッポン全国の大渋滞の中での車での帰省組の中には、
やむごとなく行くというケースもあろう。

ダモシ軍のように徹底的にそれを避ける人間が、
逆に多くいるのがこの横浜都民エリアたる田園都市。

昨日、今日と映画鑑賞や食料品買い出しなど
年末のやるべきことをやるべく車で近場に出かければ
多くの人で賑わっている。

<なぜ、こんなに人が多いのか>と。
<田舎に帰らんかい!>と。

だが、この田園都市エリアの人々は、帰らない。
ニッポン復帰以降の、このエリアに住んで以来の傾向だ。

もはやダモシが学生時代までに見られた
東京首都圏から人が消えてせいせいするという状況は
あり得なくなってしまった。

近年は逆に田舎から東京首都圏に年末年始で出てくる者も
増えているようで、このエリアを分析していると見えてきたのが
"おじいちゃん&おばあちゃん"が"こっちに"来る
という様相が増えている。

年末年始なのにファミレスは超満員。
そこにいるのは、田舎から逆上陸してきた
おじいちゃん&おばあちゃんと孫たちの姿。

で、おじいちゃん&おばあちゃんがお金を出してくれて
数万円のおせち料理を(作るのではなく)買って
皆で食すが、(たいてい余るぞ、もったいない)。

不易流行。

古き良き時代は手づくりだった。
ウルトラの母も手づくりしてくれた。
那須のワイフの母親も手づくりだ。

現代は、ダメだ。劣化している。
お金さえあれば、お金で何でも解決しようという
アグリーな精神性が形成されてしまっている。

ダモシはスーパーマーケットのおせちを見て言った。

<アホか。なぜこんなに高いのだ!
 これでは手づくりしようにも材料が高過ぎるだろ。
 やめだ、やめ。おせちはムダ>。

かくして、おせちは取りやめた。

昨晩は、カニ鍋。大晦日の今宵はワイフ手づくりのつまみ類に、
寿司と蕎麦をワインと共に嗜み、締め。

法外な料金のおせちを買ったり、作るべく材料を買うよりも、
その数千円、一万数千円を他のことに〜例えば身になる"本"など〜
スペンドしたり、アントニオの服を買う方が良い。

これだけは年末年始の風物詩の中でも、御し難い。


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昨日は朝8:25AMから上映の回に早速出かけて観賞。
これぞ合理的。
この慌ただしく、まだまだ年内にやるべきことが残っている身では、
映画を観るのも朝一番の回に限るのだ。
年末年始だからといってボケボケ眠っていられないのである。

今年も複数のライダー映画を観た。
40周年イヤーということで、
ダモシ世代にとってもエモーショナルな内容が多かった。
今年は昭和のライダーが揃った映画で落涙したが、
仮面ライダー映画で落涙したのは初めてのことであった。


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年明けはレンジャーだ。
レンジャーもレンジャーで、宇宙刑事ギャバン登場で
ノスタルジー路線を踏襲。

ウルトラマンも45周年メモリアル。

さらには春には、
オール仮面ライダーvs.オール・スーパー戦隊という
夢の対決の映画も封切りとなる。


*****


年末年始の風物詩として、
コンサーバティヴなダモシ国は
<レコード大賞>と<紅白>は欠かすことができない。

『大晦日は紅白を家族揃って観るもの』という方程式は
ダモシ国内では生きている。

これもまた、己が直系遺伝子アントニオに連綿と
受け継がせるべきカルチュラル・アイコンである。

今年の紅白は切り口が多く、当欄好例の<紅白レビュー>も書くが、
当然ながら不満も毎回同様にある。

なぜ大トリがSMAPなのか。解せない。
というよりも到底認められない。
ナメとるのか、と。SMAP? もういいだろ、と。

芦田愛菜も、もはや、使いたくない言葉だが、"うざい"。

今年のアトモスフィアであれば、
紅白の大トリをSMAPというのはあり得ない。

出場メンバーに限って考えた場合、
千昌夫の<北国の春>をなぜ大トリにしないのか。
さっぱりダモシには理解ができない。

長渕剛が被災地から唄う。これは素晴しい。さすが長渕だ。
ユーミンも<春よ、来い>を唄う。これも素晴しい。

が、なぜ赤組のトリが、ユーミンでないのか。
理解できない。

赤組のトリをユーミンの<春よ、来い>とすべきだ。
且つ、ダモシがプロデューサーならば、
これを被災地からの生中継とするだろう。
頭を下げてユーミンにお願いするだろう。

よく考えろよ、と。

最後の三組は、こうなるべきだろう。本来は。

白組は被災地・福島からLIVEで猪苗代湖ズ。

赤組は松田聖子が娘など伴わずピンで出てきて、
ステージからで良いから本来は<あなたに逢いたくて・・・>
を唄うべきだろう。<上を向いて歩こう>ではないだろう。
間違っている。

さらに白はここで被災地から長渕。
赤は本来ならここで、いきものがかりが
<ありがとう>を出すべきだ。
あるいは絢香の<みんな空の下>をこのくらい後でやらせるべきだ。

双方トリは前記の通り、
赤は被災地・宮城からユーミンが<春よ、来い>。
大トリで岩手から千昌夫が<北国の春>。

これで大団円ではないのか?
なぜ石川さゆりとSMAPなのか、まったく理解が出来ないのである。

ついでに言えば、
FUNKY MONKEY BABYSと猪苗代湖ズの歌唱順が早すぎる。
これも間違っている。この二組は後半どころで出すべきだ。
森進一にしても<港町ブルース>ではなく
<おふくろさん>だろうよ、唄うなら。

今年は徹底的に3.11へのオマージュで揃えるべきなのだが、
KARAだの少女時代だのPerfumeだの、意味不明だ。
毎度毎度出てくるaikoもまったくKYだろう。
氷川きよしにしてもこのアトモスフィアで
<情熱のマリアッチ>ではなかろうよ、と。

まあ、毎度毎度この紅白のプロデュース力のなさには辟易する。
ダモシに任せてくれれば
エモーショナルなそれを作り上げるのに、と。

嵐だSMAPだ、ワケの分からぬメドレーなんぞ、
しょっぱなの芦田愛菜レベルで良くて、
さっさと済ませる系なのに後半で重用される。
こういう目に見えて分かる作為はやめるべきだ。

LIVEを我等に、という思想をテレビマンは忘れている。
すべて都合に支配されているからこうなるのだ。

紅白に関しては別途、レヴューで斬りたい。


*****


その前日のレコード大賞。昨日のことだ。
ファミリー揃って視聴した。

ニューヨーク在住時代に、装いを変えて良くなったレコード大賞。
これはプロデュースの成果だ。
歌手にそれぞれフルで唄わせるという
パフォーマンス重視のステージに変えたことが成功の秘訣だ。

大賞は注文通り、AKB48。

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好き嫌いは別として、納得の大賞だろう。
そして昨晩は彼女らもちゃんとナマで唄っていた。

彼女らは善し悪しや好き嫌いは別として、
<頑張っている>感は明らかにある。
それは評価すべきだろう。
彼女らはアーティストではなくアイドルだから、
その<頑張り>を評価することで良い。
気ままなアーティストより、よっぽど努力している。
ダモシはその部分を評価している。

アントニオも事務所に入っているから分かるが、
彼女らのダンスもきちんと訓練されている。
中途半端にやっていない点は、素直に認めるべきだろう。

リーダーの<今年は、とりにいった>という台詞に分かるように、
彼女らはある意味で常在戦場で、闘っている。
その頑張りは、少なからずファンに良い影響を与える面もある。

猪木が頑張っているから俺も頑張らなきゃ
と少年時代のダモシは想った。
それと同じだ。

アントニオは八歳。AKBはティーン。
いずれも<頑張り>を見せる側になっている。
その年齢で、その側に立っている自体、尊敬すべきことである。

AKB48の中では<桜の木になろう>が印象に残っている。
3.11後に宮城へ訪れる際、ダモフィーロ車中で聴いていた音楽が
AKB48のそれと、AZUの<君に詠む歌>だった。
この二曲を聴くと、あの震災の頃を想い出すのだ。


一方で、芦田愛菜だ。
これがいけすかない。

おそらくレコード大賞を観ていた全国の
ちびっこを持つ親、今宵の紅白を観るであろう彼らの中には
ダモシだけではなく

<ちっ>と感じた人は少なくとも一人以上、いるだろう。

特に己が子が事務所に入っている親は。

ダモシのダチの一人がこう言っていた。


:::::
この娘を見ていると自分の心が荒んでしまった気がする。
いつ、どこで見てもとても「あざとく」見えてしまうのである。

「大橋のぞみ」のぽにょを見たとき
かわいくてかわいくて自分がロリコンになってしまったかと
真剣に悩んでしまったものである。

「芦田愛菜」を見ても
何か計算されて作られているCGのようにしか見えず・・・
:::::


言い得て妙である。

最後の、
"計算されて作られているCGのようにしか見えず"が真実だ。

レコード大賞での一連の出番における台詞や表情、声色
すべてが用意されたものをこなしている世界。
そして、それをソツなく合格点以上でこなす。
だから、出られる。
そういう世界である。

要するに、小学一年生としてのコドモ及び本人のヒトとしての
性格、生き方やイズム、魂の投影が何一つ、ない。

大橋のぞみには、それがあった。
コドモらしい素の投影やハニカミがあった。

だが芦田には、何一つ、それがない。
昨晩の"福くん"との絡みは気持ち悪いったらありゃしない。
その気持ち悪さは、チャン・グンソクに比類する。

チャン・グンソクのCMはいずれも気持ち悪いのだが、
これがカッコイイともてはやされるニッポンの文化レベルは
語るのもおぞましいほど低次元である。

<これ、気持ち悪い以外、何もないだろ?
 俺が出た方がよっぽどカッコイイが?>

と常にダモシが言わざるを得なくなる。

昨晩の"福くん"と芦田のそれにしても同様で、
ダモシはブチ切れて言うのである。

<アントニオにかかと落とし食らわせるぞ!福!>

と。

どうかしているぞ、ニッポン。

そう言わざるを得ないわけである。

もう今宵の紅白でもまたこのCGコンビが出てくるが、
さっさとやって家に帰って
さっさとオネンネしなさいよ、と言いたい。

そもそも福山雅治にしても芦田愛菜にしても、
いかがなものかという世界観である。

ダモシはこういう一人勝ちは認めない。

世間の不幸は、この二人が幸福をすべて持っていって
しまっているから、と断じずにはいられないのである。

欠点のない人間。

これにはシンパシィは抱けない。
そもそも芦田のCDを買うバカ。
これがニッポンの現実。


*****


アントニオの道着に新たにつけるワッペンが届いた。

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闘いだ。そこにソウルを持って臨む。
"福くん"のようにヘラヘラはしていられないのであるし、
アントニオはそういう人間ではない。
ダモシもそのようには育てていない。

背中に日の丸、右袖にオールジャパン。
それぞれのワッペンが現在付いているが、
新たにPRAY FOR JAPANを付けて闘いに臨む。

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どういう位置にどういうワッペンを付けるか。
どう着こなすか。
それもまた道着に関わる上では重要なことなのである。
それによって何を見せるか/魅せるか。

教示である。

芦田と"福くん"に、教示はない。AKB48には、それがある。
むろん、アントニオにはとっくにそれは、ある。


*****


ほとほと今年もニッポンに怒った年であった。
来年も、怒り続けるだろう。

もう、どじょうや政治に言うことはなくなった。
怒りもなくなった。あきらめたからだ。
もう勝手にやってくれ、と。
そこまでもう墜ちた。ニッポンの政治は。
消費税増税の件でも年末にあたふたとアホか、と。

どじょうにしても、他の政治家にしても
やはり本をもっと読まなくてはならない。
そして肉体を張った格闘や武道を通して鍛えなければならない。
そこでこそ勝負の機微や分水嶺が分かるというものだ。
彼らは闘いの機微を分かっていない。
ごり押しでも引っ張るところの必要性が分かっていない。

勝負の、相手との間境。その分水嶺。0コンマ何秒でいかに主導権を握るか。
それらは机上の空論で頭だけで考えている政治家どもには
理解できないことである。

だから、ああなってしまうのだ。対外弱腰に。

のるかそるかの闘いにおいて、相手の出方をじっと見ているなどあり得ない。
今回のキム死去にまつわる北朝鮮の状況にあって
無策のニッポンは、もうこれ言うことは何もないくらいに情けない世界である。
お人好し、勝負できないニッポン。終わっているわけである。

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このあたりの柔道の西郷四郎や合気道の武田惣角、
空手の船越義珍などを主軸に武道や闘いの機微を描いた
一連の書を、彼らは読まなければならない。

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村上春樹の<ノルウェイの森>以降、
長らく現代小説は読まなかった/拒否していたダモシだが、
今年はそれを解いた。

奥田英朗や吉田修一、角田光代なども今年は読んだ。

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金子みすゞも今年あらためてフィーチャーされた。

そして今年最も同一作家として読んだものは松本清張。

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ニッポン復帰以後は、仕事絡みでのアイコンにまつわる本を読む
という所作が多いが、奥田も金子みすゞもその世界だが、
オフィシャル事案でのトリップの根底に流れる特性に今年は
<捜査>という世界観があったことで、松本清張を多く読んだ。

Year In Reviewの<旅>で振り返るが、
今年の旅はプライベートでのそれは激減したが、
オフィシャル事案での"旅行では行かないよな"的な地への旅が多かった。

無人駅のエリアやスーパー・ローカルに
"スーツ姿"で車や列車で行ってみると分かる。

まさにその世界観は、刑事。
地方に捜査にやってきた刑事の世界である。
その世界観が最も共通するのが、松本清張の小説だった。

以前読んだものの読み返しやまだ読んでいなかったもの。
それらほとんどをブックオフで買って読みあさった。


*****


スポーツはどうか。

プロ野球の日本シリーズがケチをつけた。
あの福岡vs.名古屋のシリーズは、
プロ野球の魅力を損なってしまったと感じている。

平易にいえば、<面白くなかった>のである。

直接的な結びつきはないが、
こんなことでは多くの選手が未だにメジャーへ
出たがるのは理解できるな、と感じずにはいられない。

そして巨人。清武もいただけないが、
ナベツネはそもそも巨悪なのだから
どっちもどっちだが、
逆にこのオフの大型補強を見ていると
ナベツネに、イヒヒ的な宿題を出したくなる。

<これで勝てるか?>と。

<来年、これで日本一を逃したらどうするのかな?>と。

村田にホールトン、さらには杉内。

ニューヨークで長らく
ヤンキースのプレッシャーを観てきたダモシからすれば、
ヤンキースでことごとくダメになった
〜ランディ・ジョンソンでさえ〜面々とその傾向を知るにつれ、
大いなる危惧を覚える。

村田が打率一割台に喘ぎ、
真っ暗な顔をして毎度打席に入るイメージが浮かぶ。
杉内は毎度打たれてKOされて
うなだれてベンチに引き上げるイメージが沸く。
ホールトンは隔年活躍で今季はたまたま感があり、
来年はダメになるイメージを抱く。

清武は今から来年の秋が楽しみだろう。

<ほれ、見ろ(やっぱり育成の方が大事だよ)>
by清武



<ほれ、見ろ(大物補強で勝てるのだよ)>
byナベツネ


のどちらの結果に来秋なるか。


*****


スポーツで見れば、3.11絡みが避けられない。
東北楽天は失速がいただけなかったが、
震災直後にドバイWCを制した
ヴィクトワールピサは偉かった。

その制覇後、散々な成績でお茶を濁したが、
おそらくドバイで全精力を使い果たしたと見るべきだろう。

よくぞ、あのタイミングでヴィクトワールピサは勝った。
MVPを与えるべきだろう。

もう一つは、やはり女子サッカーの、なでしこだろう。

こちらもその後がいただけなかったが
〜特に川澄、丸山あたりは〜、
純粋にLIVEだけで見れば、あの優勝は素晴しかった。

単に震災絡みというわけではなく、
スポーツ、闘いという部分での考察に充分値する
パフォーマンス。

それは、いかにアトモスフィア、モメンタムが重要かということと、
それに加わってくる目に見えない<フロー>が
いかに重要かということである。

それを如実に示したケースとして、なでしこはある。

あれはもう完全にフローに入ったケースであり、
二度同じことはそう簡単には起こらない。

そういう意味でも絶好のタイミングで〜時節的にも〜
すべての要素が重なり合った
"出来過ぎ"のパフォーマンスであった。

一般的には、なでしこがスポーツMVPだろう。

だが、ダモシはヴィクトワールピサに軍配を上げる。

様々な要素を勘案した場合、
ダモシから見れば
ヴィクトワールピサのパフォーマンスの方が
非常に質が高いと見る。

ものの見方は様々。

日刊スポーツ紙は
今年の競馬のベストレースに有馬記念を挙げていたが、
その有馬記念はダモシが酷評している。

ダモシの中では今年のベストレースは、ジャパンカップである。

競馬に端緒だが、
今年のスポーツは、<展開>が大きく左右したと考えられる。
なでしこもそうだが、
<勝負のアヤ>がどちらに味方したか。
<展開>がどちらに、より合致したか。

いくら実力があっても<展開>次第では結果はまったく別物になる。

それを示す事例が多かったのが今年のスポーツではないか、と。

アントニオの今年の一連の空手もまた
その趨勢に合致している傾向を見せた。

だからこそ、
そういう意味で<展開>や<勝負のアヤ><作為><ズル>に
関係なく勝った〜しかもあのタイミングで〜
ヴィクトワールピサをダモシは評価しているわけである。

ヴィクトワールピサがドバイで世界を制した日、
震災直後の宮城にダモシはいた。

仙台の若林区の被災エリアに徒歩で迫る中、
最後の開店中のコンビニでスポーツ紙を買った。

その日の一面は、ヴィクトワールピサの快挙だった。


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これを手にもって、己が土たる地の被災エリアを歩いた春。



posted by damoshi at 15:47| R-246 ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月30日

Year In Review-1


今年も残すところ、あと二日となっているのに
まともにYear In Reviewすら書くことができない。

単純にいえば、やることが多すぎるのだ。

28日でまずは年内のオフィシャル事案は終わった。

ワイフとアントニオは年明けにすぐ大会があるために
ゆっくりと年末年始を過ごせないことから、
先んじて那須へ帰省し
ダモシのオフィシャル事案終了の28日に合わせて戻ってきた。

が、空手の稽古納めが今宵29日にあることで、
まだまだゆっくりと年の瀬を過ごす
ということはできない状況だった。

年賀状は今日でようやく出し終えた。
むろん手書きだ。
カメラ屋に依頼したりする家族写真、子供写真だけの年賀状は嫌いだ。
自分の手で筆で書く。これが流儀だから、大変なのだ。
それだけでも時間を多くスペンドされる。

でもって30日の明日は早朝から起きて
朝一番の「仮面ライダー」の新作映画を観に行く。
大掃除をする間もない。

明日30日の夜から大晦日と元日くらいは、
ゆっくりと過ごすことができれば喜ばしいが、
空手の大会が年明けにあるから
そうもしていられない。
三冠がかかる大会なため、正月返上で自宅特訓となろう。

可能な限り学び舎である当欄に戻ってきて
2011年の様々なジャンルのReviewを書きたい。

ダモシ国重大ニュースや年間で読んだ本のブックレヴュー、
<旅>の総括などなどと、好例の<紅白レヴュー>まで。

まずは今宵は、主役はアントニオ。

当然、主に空手として、タレント活動と共に
レヴューする所存である。

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素晴しい集中力で、弛緩しがちな年末年始に関わらず
気合の乗った稽古納めを見せたアントニオ。

1.9へ向けて、忌憚なく仕上がりが良い。

1.9に三冠戦があるというシチュエーションは、
新日本プロレス好例の1.4東京ドーム大会と
同じ世界観である。

すなわち、年明けすぐに闘いがある、ということだ。

年末年始だからといって、ボケボケできんぜよ、という世界である。
ダモシ国のお国柄からして、そもそもボケボケしないが。
そもそも"そんな時期"に帰省せんし。

今宵もだから、ニュースが楽しみで楽しみで。
ダモシ国は笑うのだ。
帰省ラッシュの道路大渋滞の報を見て
<うっしっし>と。

<もっと渋滞せんかい!100kmくらい渋滞せえやアホゥ!>と。

そして
<首都圏からどんどん、人、いなくなってくれ>と。

絶対に動かない。お盆と年末年始は絶対にアクションを起こさない。
これがダモシ国のルーティンである。


*****


さて、今年の空手アントニオ。

自身の勝敗という部分以上に、
道場の頭を張ることになり、
それを責任感と緊張感ならびに
メインイベンターとして<魅せる要素>をも理解しながら、
よくぞ頑張った。

長州力率いるジャパン・プロレス勢やタイガーマスクなどが
一気に大量離脱した80年代中盤の
新日本プロレスの世界で、
格闘技団体にありがちな<離合集散>が襲いかかってきたのは、
今年の初夏だった。

ある意味でクーデター。

本丸を死守すべくダモシ軍のアントニオのみ離脱せず。

アントニオと共に一定数存在していた主力勢が
一気に抜けた中、主力の一角アントニオだけが残ったことで
団体は存亡の危機を脱した。

同時にダモシが事務局長として現場を仕切る。

これで団体は完全に存亡の危機を消し去った。

強者、ニッポン代表が、
<一人いるだけで>、まったく違うのだ。

稽古でも事務・外交関係でもダモシ軍が牽引。
アントニオは二年生にして
その立場を存分に理解する力も持ち、
道場生を育成しながら己も大会で活動するという
コドモとしては至難の離れ業を演じた。

団体は、アントニオをエースとして生まれ変わったのである。
その一発目のイベントが
各種団体が一堂に会して行われる大演武会。

アントニオは、歴戦の強者や多くの年長者の中にあって、
<大トリ>を仰せつかって、見事にそれを魅せた。

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これからは、ただの選手じゃないぞ。
全体を仕切っていく器量になれよ。

これを本人が理解し得た舞台となっただろう。

大舞台のステージでも、AKB48が如く
<センター>、ど真ん中に仁王立ちのアントニオ。

一年前では考えられないだろう。
二年前は試合ごとメソメそしていたのだ。

大きな大きな成長の材料となったのは間違いない。

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ダモシは、誇らしい気持ちで一杯となった。

<男だなぁ。カッコいいぞぉ・・・>と。


*****


ダモシの全身のアザが増えたのも今年だ。

年内は道場で受けるのは今宵が最後となったが、
ローキックはもはや受け切れなくなっている。

四年生のキック&パンチを受けることもあるが、
四年生の大きなコドモよりも五倍は威力がある。

衰えていくダモシと、日に日に強くなるアントニオ。
いつまで受け切れるか。
その課題が浮き彫りになってきたのも今年だ。


*****


今年は東日本大震災が起こった。

空手の世界も、震災の影響を受けた。
某団体が主催する大会が直後にありエントリーしていたが、
その団体の所作をめぐってダモシがブチ切れる事件も起こった。

おそらく誰もがエキサイトした状況にあっただろう。

それはニューヨークの911の際も同様。

その中にあっては、"つい言ってしまう"こともあるだろう。
だがダモシはそういう時にこそ冷静でいるから、
相手が"つい言ってしまった"にせよ、許さない。

政治家の"つい言ってしまった"的な暴言・失言が今年は多かったが、
これらも同様だが、<つい>ではないのだ。結局は。
本心なのだ。本心でそういう考え方があるから
冷静さを失っている時に出てしまうのである。

徹底的に許さなかった。
もうその大会には出ないが、おそらくその大会は今後
立ち行かなくなるだろう。

その大会のさらに後に、未だ震災直後という時期の三月末に、
昨年優勝した大会が行われた。
この主催者団体は、大会開催有無についてきちんと
エントリーしている団体へ説明を事前に行ってきた。
だから、ダモシは怒らなかった。だから、予定通り出た。

前者は武道家としても人間としても、礼節を欠いていた。
被災者に対して、そして出場エントリーをしていて
開催の有無を気を揉んでいる人々に対しての。

無礼者や礼節を欠く者、ジェントルマンズ・アグリーメントを
理解していない者などは、徹底的にダモシがブチ切れる相手である。
黙っていない。分からせるか、分からないなら泣かせる、という世界だ。

あの無礼者団体には、まだ怒っている。ずっと許さんぞ、と。
それは北の某同様である。ずっと怒っている。
無礼だから、だ。
他者への尊敬がない者は許さないのが、ダモシ国のルールである。

後者の品格ある大会だが、<型>の判定で、
いささか疑問が多い。

今年は、複数の大会で

・明らかなるズル
・意図的な組み合わせ変更
・ホームタウンディシジョン

が重なり、アントニオは不遇だった。

これらのオトナたちのズルは今後の課題にもなるだろう。


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震災直後の大会で喪章をつけて闘うアントニオ(型)。
過去最高の気合乗りは、
彼なりに震災犠牲者への弔いの精神の発露と見て間違いない。

震災の日は、たまたまダモシは在宅だった。
ワイフがフルーでダウン中。
アントニオはダモシと二人でリアルタイムでずっと
あの映像を観ていた。

アントニオの最高の気合を見た後、ダモシは宮城へと車を走らせた三月である。



*****


戦績という部分で見てみる。

今年は11大会に出場。
優勝は2回。準優勝が1回、三位が1回、ベスト8が2回という結果だ。

型は、4大会出場で準優勝2回、三位1回。
準優勝1回と三位1回分は、完全なホームタウンディシジョン。
事実上、優勝である。

勝ち負けがすべてではないのは、いつも書いている通り。
だが、勝つことは最高の気分になるのもまた明白だ。
負けるために闘うのではない。

年初と年末。最初と最後の大会できっちり締めたアントニオ。
特に先の12.11の優勝は、
彼自身に過去最高額の優勝賞品を提示していた中での優勝。

さらに
<この勝負、絶対にとりにいけ!>と言った中での優勝。

これもまたお見事というより、言葉はないだろう。
返す返すも小学二年生である。

エースとしての面目躍如である。

全日本選手権という全日本クラスがほとんどである中での好成績。
特に、破れはしたものの
経験という意味でも大きな舞台となったのは
代々木国立競技場センターステージでの極真の全日本だろう。

ダモシのダチが撮ってくれて今年ベストともいえる写真。

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ダモシ正規軍のダチや後輩、アントニオの学校の友だちなどが
応援に駆けつけてくれた。
これもまたビッグイベントならではだろう。

1.9も代々木国立競技場である。
那須から応援団が来られれば来てくれるようだ。
スケジュールが合うことを願うところである。


*****


既報の通り、今年は全体を通してアトモスフィアは向いていなかった。
雌伏の時期ともいえるほど、
クジ運も悪ければ、ズルやホームタウンディシジョンにも苛まれ、
満足のいく結果は必ずしも多くない。

否、ほとんどが不満足な結果だった。

だが、敗北が確実に糧になっている。
不足している部分の明確化。これが最も大きい収穫なのである。
一時期流行った言葉でいえば、
不足点の見える化:可視化。
これは敗北の中からしか得られない。

都度、それをインプルーヴし、さらなる高みへ向かうべく、
練習すべきことも常に明確なことが、非常に大きい。
今もなお、アジャスト作業をしつつ、
ニュー・アントニオとしてさらにフェーズを上げている最中だ。

ニュー・アントニオのお披露目が1.9になるだろう。

苦しい闘いが多く、不満足な結果が多かった今年だが、
終わってみれば勝率はこの三年で最高だった。

そして何よりも一年間、
震災に始まり、団体の離合集散やダモシの他団体へのブチ切れ騒動、
猫二匹の相次ぐ死去、さらにはタレント事務所でのレッスンその他で
時間も追いつかなくなっている中でもなお、
ある意味でコドモにありがちな<ムラ>がまったくなく
コンシステンシーを保ちながら
ハイレベルのパフォーマンスを続けたことに、

ダモシは忌憚なく、小学二年生のまだまだ全然コドモはなずの
アントニオに、敬意を表し、
今宵のディナー時に乾杯をもって祝った。


<一年間、本当によく頑張った。偉かった!>

と。


122911z.jpg


また来年も共に頑張ろう、ということである。

闘いは、勝ち負けはすべてではない。
そして、負けるために闘うのではない。

LIVEを我等に。

彼の空手にはLIVEが、ある。




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2011年12月26日

The Big Disappointments



年末の大一番で、大きなディスアポイントメント。
LIVEを我等に、の願いは虚し・・・。

何だ、今年の有馬記念はいったい、と。
あまりにもアグリーなレースである。

ペルーサが出ていたら、ペルーサですら楽勝では?
とも思えなくもないほど、だ。

独禁的社台の隆盛は、好感を持てない。

今回のレースも、臭う。たいへん、臭う。

明らかにオルフェーヴルを勝たせるレースになっていた。

中山競馬場。
有馬記念は第10R。
その二つ前の第8R。距離は同じ2,500m。

むろんタイムがすべてではないが、
陸上競技や競泳などはタイム競技であり
持ちタイムは絶対的な秤になる。

その第8Rは、
<3歳以上1,000万円以下クラス>の芝2,500m。
出走頭数は、有馬記念より多い16頭。

本命のヒールゼアハーツ(三歳)は11戦2勝。
ようやく先月末に500万下クラスを勝ち上がったばかり。
最下位人気はギムレットアイ(六歳)。
通算戦績は39戦して、わずかに3勝。
最後の勝利は一昨年の夏まで遡らなければならない。
GIはもとより重賞レースにすら出たことはない。

要するに、そんな面々のレースだ。

一着は五番人気コスモロビン。
上がりは34.7。走破時計は2分33秒3。
本命ヒールゼアハーツは0.3秒遅れの三着。
最下位十六着クワイアーソウルの走破時計は、
コスモロビンから2秒5遅れた2分35秒8。

16頭で最も遅かったクワイアーソウルが2分35秒8で、
<2012年12月25日・中山競馬場・芝2,500m>
という、有馬記念とまったく同じ条件を駆け抜けている。
要するに、1,000万クラス以下の16頭全頭が、
2分35秒8以内で走ったわけである。

最上級レベルの馬がオールスターで勢揃いし、
ニッポン競馬界の一年の大トリとして苛烈なる闘いと
ハイレベルな<魅せる要素>を披露するべき有馬記念。

勝ったオルフェーヴルの走破時計は、2分36秒0。
1,000万以下クラスのレースの
最下位の馬よりも遅い勝ちタイム。

なにをしとるのか! と言いたくなる。
これを"臭い"と言わずして、何と言えば良いのか?
ケーフェイか?ブックか?

そしてブエナビスタとヒルノダムール。
この二頭は完全にしてやられた。
ブエナビスタは"某陣営"の包囲網によって
完全に内側に封じ込められた。

鞍上藤田も忸怩たる想いだっただろう。
完璧に内側に封じ込められて、天皇賞・秋同様に前が開かず。
終始ブエナビスタをマークしていたヒルノダムール(六着)も出られず。
まったくレースになっていなかった。

最後の<ヨーイドン!>で"レースになっていた"のは、
オルフェーヴル以下、エイシンフラッシュ、トゥザグローリー、
ルーラーシップ、トーセンジョーダンの上位五頭まで。

完全にヒルノダムール(六着)とブエナビスタ(七着)は
ワナにハメられた格好である。

そしてこれ、極論だが、
オルフェーヴルと、あまりにもラッキーでハマったエイシンフラッシュ以外、
全力を出すことができたのか?
と疑問を覚えるレースである。

キナ臭い。実に、恣意的な感じを受ける。

『有馬記念』がコレでは、もうどうしようもないぞ・・・。
社台系の一極集中と、こんな"しょっぱい"所作を施しているから、
どんどんどんどん売上も観客も減り続けているのではないか?

ほとほと、LIVEを我等に!

さふ叫びたい。

これでは、あまりにもブエナビスタが、かわいそうだ。
こんなふうに仕組まれていたのなら、出ない方がマシだった。
JCで花道の方がよっぽど良かったではないか。

それにしてもオルフェーヴルとトーセンジョーダン・・・。
このあたりは勝っても盛り上がらない典型な気がする。
この二頭が勝つと、何となく場のアトモスフィアが落ちる。
祝福的ムードがないのはなぜなのか。
しかもオルフェーヴルは三冠馬である。
ダモシもまったくこの馬にシンパシィを抱けないのだが、
なぜなのか。

<八百長>とまでは言うつもりはないが、
有馬記念はもうこういうレースだということに割り切る
としたら、それはあまりにも悲しいだろう。

何のために年末の大一番を皆が期待するのか。
<興行>には違いないから、ある程度の操作はあろう。
そのバランスをどう判断するかだが、

ゴールという絶対的な勝敗の決め手が存在し、
そこに辿り着くためには
これもまた絶対的な秤の一つであるタイムがある以上、
やはり今宵のタイムはどうしても納得がいかない。
理屈に合っていないのだ。

有馬記念は、1,000万クラスの馬が勝つレースである
ということが言えるわけで、
仮に五輪の競泳男子100mで金メダルを獲った選手の
勝ち時計が、ニッポンの中学生の全国大会予選に出た
全員のタイムより遅かったらどうなるだろうか?

極論すれば、それと同じなのである。

しかもタチが悪いのは、競馬は人間が操作するものである
という点だ。

走るのは動物だが、その上には人間が乗っている。
プロの騎手が乗っていて操っている。
位置取りやペース、タイムを作り出そうとすれば
出来ないことはない。

操作して、1,000万クラスより遅いタイムを出したとすれば、
全騎手、今宵、恥じるべきであり、
オルフェーヴルを最強馬とは、ダモシは断じて認めない。

こんなことをしていては、あかんよ!


*****


お粗末でアグリーでしょっぱいスポーツは夜も続いた。

フィギュアスケートの全日本選手権/女子だ。

浅田真央が勝ってまずは大団円なのだろう。
だが、浅田はこの今のシチュエーションにあってさえ
出てきたのにも関わらずトリプル・アクセルにトライしない。
失うものはないという状況でなぜやらないのか。
トライしなければ世界では闘えないのに、
いつまでやらないつもりなのか。
ミス連発、感動のない演技、冴えないコレオグラフィーは
相変わらず。

お母さんの死を受けたあとでも、
こうして闘いの場に出てきた精神力は高く評価するが
だからこそ思いきった演技をして欲しかった。
これでは今後も期待できない。
殻を破って欲しいのだ。

ゴッドハンド大山倍達は言っている。

<ポイント稼ぎで勝ちを拾うよりも
 全力を尽くした惜敗の方が男らしい>

と。

浅田真央は男ではないが、勝負の世界に身を置いている
競技者という意味では同じだ。
フィギュア・スケートは芸術だけではない。
あくまでも勝ち負けを競うスポーツという要素も強い。
ならば、なぜ攻めない。

今後もポイント稼ぎを続けるならば、キム・ヨナのような選手が
出てきたら、五輪では到底勝てないだろう。

村上カナーは、史上最悪のKYに名を連ねずに済んだようだ。
土壇場で本人が察知したか。
ド派手に転んでくれてダモシ大喜び。

あの、破顔一笑がワザとらしくて、美しくない。
真の天真爛漫はああいう破顔一笑はしない。
楽しむだけが目的ならば競技会に出て来なくていい。
観ていて感動がない。
本人だけが楽しくてしょうがない。それでいい。
そういうふうに若いからまだ思っているのだろう。
だから人の心を打たない。
勝たなくて良かった。
あんな低レベルで全日本を勝ってしまったら、
それこそ村上の将来はない。

そして鈴木だ。鈴木はよろしくない。
今シーズン絶好調なのに、勝負どころの、
<この勝負、絶対、とれ!>という局面で
〜グランプリ・ファイナルと全日本〜
ことごとく悪い癖(=我欲が露出してガチガチになってしまう)が
出てしまい、ことごとくジャンプでミス。
どうしようもない。

勝てる試合=勝ちゲームを、きっちりモノに出来ないようでは
世界選手権はおろか五輪も無理だ。

果たしてこの三人。浅田真央、鈴木明子、村上カナー。
観ていて、何のために毎度大会に出てきて、
何のために滑っているのか、さっぱり分からない。

安藤美姫の反骨心、闘争心、そして明確な方向性と
目的に対する己の所作のクールさが、
この三人にはまるで、ない。

せめて鈴木くらいは<魅せる要素>にウェイトが高かったはずで、
それゆえに我欲抜きでフローに入り込めて
最高の演技が出来ていたのに、
勝負どころになるとこの人は変な欲が露出して失敗する。
何度同じことをしているのか、と。

もともと浅田真央には<魅せる要素>は皆無で、
そこがダモシがまったく認めていない点の最たる部分なのだが、
今回のシチュエーションにあってもなお
それをやらずに、ポイント稼ぎに走ってしまったのには
大きなディスアポイントメントを得た。

このシチュエーションでこそ、トリプル・アクセルに果敢に挑めば、
たとえそれで失敗して、優勝も逃しても、誰も責めないし、
その方がよっぽど感動を生む。
観ている人に対する教示ともなる。

LIVEを我等に!

そして、
あらゆるパフォーマンスには
必ず<教示>がなければならないのである。

そこのところが、まだまだ幼い。自分が自分が、になっている。

こりゃあ、厳しいな・・・と感じざるを得ない。

村上カナーなんぞは、まだまだ論外である。

フィギュア・スケート女子よ、もっと情念を込めんかい!
己が内面を投影する演技をせんかい!
滑りながら嗚咽するくらい、やらんかい!

思い切り、喝っ!

である。


*****


クリスマスのスポーツ興行。いずれも大一番。

しかしながら、
有馬記念とフィギュア・スケート全日本選手権(女子)は
これはもう国体レベル以下と断じよう。

それほど、今年のそれは酷かった。

ダメなものは、ダメっ!

ダメだから、ダメとはっきり言おう。

この時期、大一番はやらない方が良いかもしれない。

そもそも皆、もう疲れているのではないか・・・。



posted by damoshi at 02:00| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

d'Amour



有馬記念の馬券を、
ヒルノダムールを軸と予想した通りに"ちゃんと"買ってきた。

そのプルーフだ。

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馬連で、印をつけた五頭以外に一頭、ジャガーメイルへも流した。
すべて万馬券だ。

オルフェーヴルとトーセンジョーダンという
二頭とも池江厩舎という
"イヤミ"過ぎる

"やることなすことうまくいく"ティピカル事例を行っている
世界観の人気二頭は当然、買わない。

勝っても『あ、そう』で終わる世界だからだ。

ダモシは徹底して、
"やることなすことうまくいって"いる者を嫌う。

世の中でそんな不公平はないからだ。

100の不幸があっても、1の至福の瞬間があれば救われる。
一定のタイムスパンの中で、だ。

だが、不幸がゼロもしくは1で、
一定のタイムスパン内でほぼすべて至福というのは解せない。
受け入れ難い。

村上佳菜子などは、至福に入るのはまだ早すぎる。
まだこのタイミングでフローを戻すのは、KYの世界である。

物事、そうそううまくいくもんじゃないぜよ。

これがダモシ論である。

と思っていたら、
今年、一定スパン以上の長さで
"やることなすことうまくいき"過ぎていたナデシコの
筆頭格たる川澄も怪我。
そういうものである。

要するに、一寸先は闇。

というわけで、競馬でいえば"池"系がうまくいき過ぎている。
池江厩舎、池添騎手・・・。
有馬まで獲らんといてっ!という世界で、
ダモシはNOを突きつけ、大事なマネーは投じなかった。

ここは森田芳光監督に敬意を表して、
やはりヒルノダムールの単勝にも投じた。

122511X.JPG

出走時刻はテレビを観られそうだ。

じっくりとブエナビスタのラストランと共に、
"池"軍団が馬群に沈む様子と、
ヒルノダムールが駆け上がってくるシーンを視聴したい。

愛だ、愛。


*****


サンタクロースからのクリスマス・プレゼントが
やはり一番嬉しそうだ。

ダモシ&ワイフからよりも、ダモシ軍団からよりも、
コドモはサンタクロースからのそれが嬉しいのか。

122511Y.JPG

遊びに来たアントニオのお友達には、
リクエストしたものとは異なるものが届いたという。

<時々、サンタさんは間違えるのだよ>

<一年間、頑張った子供には、リクエスト通りに来るよ>

<今年も頑張っただろ。だから、ちゃんと来たんだよ>

これもあと何回、通用するだろうか。

返す返すも、
このファンタジーが生きている頃合いが、カワイイ。


d'Amourだ、d'Amour。



posted by damoshi at 13:30| R-246 ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

merry christmas


組み合わせ的には、
天皇誕生日が金曜日になるケースがおそらくベストだろう。

三連休になり、イヴが土曜、クリスマスが日曜になるからだ。
競馬の有馬記念もクリスマスになる。

ダモシにとっては年に数回しかない酒席。

そのメインが、
いわゆるダモシ軍の拙宅での忘年会兼クリスマス会である。

もはや大人数での"飲み会"には、99.99%出ないダモシ。
愛すべきダモシ正規軍でのそれはやはりメインだ。

今年は天皇誕生日の23日。
組み合わせ的にもなぜ良いかといえば、
集まりやすいのである。

金曜日に祝日。その日が最も集まりやすい。
土曜日のイヴ、日曜日のクリスマスは
それぞれ"じぶんじかん"、家族時間、恋人時間に集中できるからだ。

ダモシは己が結婚式も金曜日を選び、
それ以外の選択肢を描かなかった。
なぜなら列席者は金曜日をオフィシャルな用事として
休暇をとれる上、土日は邪魔されずに済む。
だから金曜日を選んだのだ。

23日の金曜日は、いわゆる外交。
気の許せる面々と酒席で楽しむ。

24日、土曜日のイヴは家族水入らず。

そして25日・日曜日のクリスマスは、
アントニオは己が友だちとクリスマス会、
ダモシは有馬記念にオフィシャル事案と各種公務のデスクワークに勤しむ。

こうしてバランスを図ることができるわけだ。


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都合五名が来訪。
ケーキに点灯し国歌を皆で斉唱。
当然だ。ただの祭日での休日ではない。天皇誕生日である。

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アントニオ、ワイフ、ダモシそれぞれに
クリスマス・プレゼントが届けられた。

ダモシ感涙の逸品もあった。
別枠で"お返し"をする必要があろう。

122511d.jpg

今宵は家族でのクリスマス。
仮面ライダーのデコ・ケーキは今年が最後か。

アントニオが加入して三人になってから
もう9回目のクリスマスである。

122511Z.jpg

今年も例によって、イヴの夜(クリスマスの日)、
寝静まったリビングにあるツリーの下へ
サンタクロースからのプレゼントを置いた。

今年は既に先週の優勝賞品がダモシ&ワイフからの
クリスマス・プレゼント込みだったことから、
当日ツリーの下に置かれるのは
サンタクロースからのそれだけになる。


さあ、明日は有馬記念だ。楽しみだ。

朝一番で新横浜まで馬券を買いに行こう。


Merry Christmas.


posted by damoshi at 02:49| R-246 ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月24日

"アントキノ"イナリワン


ケイバタイムスとの連動/出張寄稿。
当欄では<時代>カテゴリーに類する。

時代は、1989年。結ばれる記号は有馬記念。
題して<"アントキノ"イナリワン>。

以下、ケイタイからの出張掲載。


:::::



ひとりハシャぐ村上佳菜子に嫌悪感を覚えた今宵。
KYそのもの、だ。
今回の全日本は村上はKYで勝ってしまったら罰が当たるだろう。
フィギュア・スケートの話だ。

それはさておき。

今年の有馬記念はクリスマスの日に行われる。
"クリスマス有馬"としては
ナリタブライアンが勝った1994年を想い出す。

時にブライアン。三歳。
三冠を制した勢いでそのまま暮れの有馬まで制覇した。

だが、クリスマスの頃合いの有馬記念といえば、
当欄でもダモログでも度々触れている
1990年のオグリキャップ奇跡の復活ラストランが
強烈なるインパクトを伴っている。

それは12月23日。
現在のワイフとの交際一年目の、
初めてのクリスマス・イヴ(月)とクリスマス(火)を控えての日曜日。
午前中に渋谷の東急ハンズへ二人で出かけて
中野新橋のダモシのアパートメントで夕暮れ時、二人で観た。

だが、それと異なる種類で、クリスマスの頃合いの有馬記念として
大きなインパクトをもってマインドの中に残っているのが
その前年、1989年の有馬記念である。

クリスマスよりも、クリスマス・イヴ。
イヴの有馬記念。
ダモシ大学五年生。学生生活最後の有馬記念、
そしてクリスマス・イヴ。

高校二年時以来
(浪人時代という雌伏の時期である1シーズンを除き)、
7年連続でクリスマスを過ごす異性がいた。
そして1990年以降は現在まで21年連続でいる。

この1989年のクリスマス・イヴに妻もしくは彼女、
あるいは不倫相手等々、共に過ごす異性がいたならば
その記録は都合29年連続になっていたはずだが、
その年、"いなかった"。

精神的ひとりぼっちのクリスマス・イヴ。

それがこの1989年12月24日。

既にこの年の天皇賞・秋の頃合いには、
アパートメント直近の美容室で現在のワイフと
出逢っていたが、未だ交際していない。

翌春に社会人デビューを控えた大学生活最後の冬は、
本来であれば華々しいものとなるだろう。
一般的な大学生であれば。
だが、ダモシは孤独だった。

対異性、という意味では孤独だった。

時に時代はバブル。
今はなき赤坂プリンスを筆頭に東京都内のホテルは
一年以上前から予約で一杯。
イヴの晩は、都内の主要ホテルは
いずれもぐらぐらと揺れていたといわれている頃だ。

特に赤坂プリンスは、外から見れば、
イヴの夜は、ぐらぐらと揺れていたといわれている。
宿泊しているアベックが皆、勤しんでいたからだ。

ティファニーのオープンハートや
カルティエのトリニティリングが流行。
男はまだ女に熱意があった時代で、
百貨店内のティファニー店舗に並ぶものの
売切れとなり入手できず号泣する男もいたくらいだ。

現在の、今年発表された男女とも、もはや妖怪?
とも思えるほどの異性への興味のなさ
(交際している人のいない率の高さ/交際を望んでいない率の高さ
 =いずれも史上最悪の数値)とは
雲泥の差の、

男も女も、動物として、本能として、オスとメスとしての
<熱意>があった時代である。

今やニッポンの成人男女は、去勢されたセン馬だ。
否、セン馬はまだマシだ。闘争心がある。
今の人間"セン馬"たる異性に興味のない草食系共は、
闘争心すらなく、当然ながら、種もなく、
己が遺伝子を伝承しようという気概も何もない。

勃起できないハナたれ小僧の青二才や
不感症のアタシがアタシが的お姫様という
まことに"しょっぱ"すぎるクソったれ共が増殖している国。

そんな輩どもが興味あるのは携帯やタブレット、携帯ゲーム・・・。
耳にはイヤホンで、耳目をシャットアウト。社会の中での個室を享受。
目の前にオンナのエッチな脚があっても見向きもしない。
それよかコンピュータやゲーム内での着せ替えゲームに勃起か。

それが現在のニッポンの、現実の姿なのである。

もしかしたら輩どもは、iPadやiphoneで射精しているのではないか?
そんな世も末をとっくのとうに過ぎて
終わっている億千万のジャパーンッ!
絆もクソもないぞ、嘘くさい偽善者どもめ、と。

セックスができないなら、せめてセン馬になって競走せんかい!

クリスマス・イヴに共に過ごす異性がいないことを、
本来は、焦らんかい!

異性の肉体を、貪らんかい!

ダモシは、1989年のクリスマス・イヴ。
本当に寂しかったぞぉっ!

と、毎度毎度、<今のニッポン>には怒りしか沸かないのは、
なぜなのか・・・。

悲しい。実に悲しい。

"国際化"という偽善の句。これもまた昔はしかし、本気で、
それを目指そうと、近づこうと努力するニッポンがあった。

だが、ダモシが渡米し、帰国してきてからもそうだが、
一向に近づくどころか、後退している。

そして今年のニッポンは震災抜きにしても、最悪だ。

"国際化"から年々、遠ざかってゆくニッポン。
かといって、まともに国歌も唄えない。
情けないこと、ここに極まれり、である。

まあ、いい。

いずれにせよ、1989年12月24日である。

この年は、
リクルート事件が発覚。
宇野首相が、みみっちいスキャンダルで辞職。
日本シリーズでは加藤の「ロッテより弱い」発言に怒った巨人が
三連敗から四連勝して優勝。
ベルリンの壁が遂に崩壊した年でもある。

プリンセス・プリンセスが世界で一番暑い夏を席巻。
長渕剛が硬派に拍車をかけて「とんぼ」を熱唱。
教師役を務めたトシちゃんも、びんびんで絶好調だった。

そしてバブル象徴の、<24時間たたかえますか>に、
皆、勢いだけで突っ走って、ある意味で勘違いし、
やがて崩壊していくのにまだ気づかぬ頃合い。

ダモシは異性不在のクリスマス・イヴ。
しかし、隣には同じ大学の後輩がいた。
彼もまた一人。

後輩がクリームシチューを料理し、ビール、ワインと共に嗜んだ。
中野新橋の商店街でチキンを買った。

寒い寒い日だった。

有馬記念のレースの時刻には、もう真っ暗だった。

大本命オグリキャップはもがき苦しみ馬群に沈み、
当時出たての武豊鞍上の対抗馬スーパークリークが抜け出したが、
ゴール目前で真っ黒の馬体のゴキブリのような馬が急襲。
スーパークリークを交わして一着でゴールしたのは、
イナリワン。

後輩が悲しげに呟いた。

<ここでイナリかよ・・・>。

この日、深夜まで二人で酒を飲んで
しんみりと語り合った。

この後輩の
<ここでイナリかよ・・・>は、その後、
自身の競馬において、
常に予想する上での〜特に有馬記念での〜
欠かせないファクターとなっていった。

すなわち
<ここでイナリかよ・・・>は、

◆前走や近走で、絶好調ではなく、結果も最高ではない状態の馬
◆最近、さっぱりな馬
◆でも、そう遠くない時期(同一年内=特に春)にGIを勝っている馬
◆実力、地力、底力はあると誰もが分かっている馬
◆そろそろ来てもおかしくはないよな的なイヤな馬

などが、有馬記念で勝った場合を指す。

あの日、夜、酒を飲みながら話をいっぱいしたのだが、
その内容は一つも覚えてない。

1989年12月24日。
今から22年前の今日。
唯一、台詞として覚えているのが、<ここでイナリかよ・・・>である。

今年の有馬記念は、
<ここでイナリかよ・・・>を予想の軸に持ち出したい。



*****



三冠馬オルフェーヴル

この秋あまりにもハマり過ぎのトーセンジョーダン

の二頭は、

ここも勝ってしまったら
<欠点が何一つない福山雅治>
あるいは
<一人で全部出過ぎの芦田愛奈>
的な、世の中の不幸はこの二人が幸福すぎて
全部おいしいところを持っていってしまっている的な
『イヤミ』以外の何ものでもなく、
勝つことを祝福する気持ちは一切ないから、カットアウト。


<ここでイナリかよ・・・>の前記条件に該当する馬は、
ヒルノダムールとアーネストリー。

前者は特に忘れ去られている馬ではないか。
春の天皇賞を勝っている。
まさに、"アントキノ"イナリワン。

後者は前走があまりにも酷過ぎて評価を下げているが、
春のグランプリ宝塚記念を勝っている。

その中でもやはり符号的に合致する
"アントキノ"イナリワンなヒルノダムールを本命とする。
ヒルノダムール◎

そして後者のアーネストリーに〇

さらに該当する馬には、ヴィクトワールピサがいる。
春に海外GIドバイで勝ちながら、先のJCで13着とケチをつけて
評価をがくんと下げている。
"アントキノ"イナリワンの資格は充分の単穴▲。

春のGIで勝ち、秋に不振。
この図式に及ばないものの
春のGI/天皇賞・春で二着したエイシンフラッシュも
辛うじて資格を得て△。

残る二枠は、
"ここで〇〇かよ"という意味であり得る二頭。

レッドデイヴィスとトゥザグローリー。
後者は言わずもがな。
前者も言わずもがなの記号は、"武豊"と"セン馬"。
今回の有馬におけるこの二頭にこれ以上の説明は不要だろう。

ブエナビスタはJCでdone。
もちろん勝てば大団円であり祝福するし
最も多くの勝利の支持を得るであろうが、

"アントキノ"イナリワンという今回の図式からは外れる。


◎ヒルノダムール
〇アーネストリー
▲ヴィクトワールピサ
△エイシンフラッシュ
△レッドデイヴィス
注トゥザグローリー



posted by damoshi at 22:12| 時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

peaceful death


<ジャックは間もなくか>を寄稿した五時間後。
一昨日の早朝5:30AMにジャックは召された。

享年16。文句なしの、大往生である。

ダモシは2AM過ぎに眠る前の数分間そばにいて、
<じゃあな>と別離を告げて、覚悟をして眠った。

先に眠っていたワイフだったが、結局その後起きて、
ずっと起きてジャックのそばにいて
手を握っていたという。
その中で安らかに眠るように往った、と。

ワイフのこの情の深いところが好きだ。
ダモシは薄情な人間だから、その逆だ。

夕刻には葬儀を執り行い、火葬のあと、戻ってきた。
実にクリーンな骨。まさに老衰と認めて良いだろう。

誇り高き、尊敬すべき大往生である。

既に天国でポポや、NYで死去したロークと再会して
抱き合って眠っていることだろう。

こちらには、2号とケロがいて、
ワイフとアントニオのそばで一緒に今も眠っている。

しっかりと別れの瞬間への時間を確保できた。
ダモシたちにとっても幸せなことであり、
ジャックがダモシたちと16年間過ごして
幸せだったかどうかはジャックのみぞ知ることだが、
その死に様は、悪くないだろう。

<もう眠っていいぞ>と言ってから、
良い意味でしぶとくジャックは生きて
何度も立ち上がろうとした。

根本的なこの生命力こそが、
ジャックが"ミラクル"ジャックだった所以だろう。

何度も迎えた危機を、その都度ミラクルで甦ってきた強さ。
それが最期でも証明された。

複数誕生していた際に一匹だけという事情で、
その中から最も生への意欲を見せているように
感じられたジャックだけを生かした誕生時の
ダモシの選択は間違ってはいなかった。

なによりもハイライトは白血病騒動と危篤状態、
そしてジャックから感染した最年少ロークが死去し、
そのロークの分も<復活せえよ!>とあらゆる方法を用いて
救うべく頑張った際に、復活したことだろう。

たかが猫、されど猫。
ジャックは確かに誇りとパッションを持って生きていた。

それはいい知れぬ生への意欲。生命力。
神秘を感じたものである。

白血病を完全に撃退し
<そのウイルスは見つからなかった。消えた>と
一年後ドクターに言わしめたジャック。

さらにその一年後の2002年、元気溌剌だった頃の写真だ。

miraclejack.jpg

トレーディングカードのサイズに印刷して
ラミネート加工を施してワイフとアントニオに渡した。

<御守りだ。いつも一緒だよ、と。常に持っていろ>と。
アントニオは素直にランドセルに入れた。

晩年はむろんこの写真のような若さは消えたが、
最期の半年に至るまでは
永遠の幼児と思わせるほどの若さを持っていた。

素晴しい猫だった。

<ありがとう。素晴しい猫だったぞ、ジャック>

と声がけして送り出した。



posted by damoshi at 01:20| R-246 ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

ジャックは間もなくか。


昨年のクリスマスにハムスターが亡くなり、
今年の東日本大震災の数日後、
猫のポポが亡くなった。

皆、既に老境に入って久しいダモシ国の猫たち。

2000年にニューヨークでローク、
2011年の今年、ポポが亡くなり、
残るはポポの夫であるジャック、
ポポとジャックの息子である2号、
そして孫のケロの三匹。

ジャックは、愛妻ポポの死去後、めっきり元気をなくし、
徐々にやせ細り、
ポポの晩年と同じように人間の食卓に上がり、
人間の食事を異様なほど欲しがっていた。

<そろそろかな>という覚悟は薄々持っていた。

そして遂にここ数日、一気に様子がおかしくなった。

明らかにお迎えが来ている様子だ。
今朝起きたら死去していることを覚悟していたが、
まだ頑張っていた。

朝、オフィシャル事案に出かける際は、
別離を覚悟したが
戻ってきてもまだ頑張っていた。

そして今も頑張っている。もう虫の息だ。

<もう眠っていいよ>
<よく頑張った>
<ポポに逢えるよ>
<もう楽になっていいよ>

と声がけした。

間もなく、天に召されるだろう。

ワイフはもうずっとメソメソしている。

大往生には間違いない。16歳だ。
遥かに猫の平均寿命を超えている。

そして何よりジャックは白血病での危篤から
奇跡の生還を果たし、それから11年も生きてきた。

もう充分だろう。
早く楽にしてあげたい。

もっとも死去したら、甚大なる喪失感なのは否めない。
なにしろ16年も共に過ごしたのだ。
ニューヨークでも過ごしたのだ。戦友だ。

最後の闘いをしているジャックに敬意を表したい。

召されたら
拍手をもって最大限の敬意を込めて
天国へ送り出したいと思っている。

Time to say goodbyeが、近づいている。


posted by damoshi at 00:50| R-246 ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

Wiiは手に入ったか


競馬のGI-阪神JF。
フローに入りつつあった武豊だったが、
昨晩の懸念通り、一番人気になってしまったことで微妙なブレが生じた。
やはり入っていたフロー状態の中で、勝ちゲームだったが、健闘虚しく三着。
勝った馬が強かったのだが、二着はあり得ただけに、
フローへの微妙な我欲の入り込みが悔やまれる。
それでも馬の実力的にはよく頑張った三着といえるだろう。
まだフローの埋め合わせはできる頃合いだ。
残り二戦。24年連続GI勝利を得るべく最後まで頑張って欲しい。

フィギュアスケートの鈴木明子。
浅田真央の実母死去を受けての欠場により、
ジャパンとして一本かぶりになった。
今回のグランプリ・ファイナルは鈴木に勝ち運がついていた。
実力的にも勝てる大会だった。
が、あまりにも意識過剰になったように見受けられ、
鈴木本来の動きがまったく出来ずに二着に破れた。
この二位は、内容的には完敗といってよい二位である。

一方、男子羽生結弦のパフォーマンスは、勢いである。
モメンタムが最高潮になった結果である。
出たての浅田真央や村上佳菜子のような世界だから、
まだまだ、これからだ。今回は出来過ぎだろう。

サッカーの柏は、
引き続きアトモスフィア支配とモメンタム・キープを続けている。
あともう少しでフロー状態に入り、なでしこのような
パフォーマンスをしでかす可能性は捨て切れない。



*****


2011年シーズンの今年は全体を通して、

・ズル
・誤審

もあった上、

・クジ運の悪さ
・度重なる無駄な敗戦(反則負け)

が多々見られ、

基本的にはアトモスフィアがまったく取り巻いていなかった。
望むものではない結果が多かったアントニオ。

だが、敗北は確実に糧になっている。
都度、アジャストすると共に、常時、ポイントのズレの解消に努めてきた。

その流れの中で迎えた
過去最高の優勝賞品総額を提示した今季最終戦。
部門別で、選抜選手と推薦出場選手だけで争われる選抜優勝大会。
異種格闘技戦的な様相もあるアウェイでの闘い。

四部門の異なるバトルが一日かけて繰り広げられる。
アントニオのいつものフルコンタクトはもとより、
防具をつけたもの、寸止め的なもの、グローブをつけたキック系。
アントニオはフルコンタクト部門の選抜優勝大会への出場である。
フルコンタクトがこの日のメインであるから、
朝から到着して開会式に出た後、時間とどう向き合うかも重要になる。

舞台は、ダモシゆかりの武田信玄の甲斐国。
アウェイでありながら、
アトモスフィアは完全に開始前からダモシ側にあった。
そして、遂に封を解いた恵林寺の勝守と
宮城県から届いた塩竈神社の"うまくいく"御守。

さらにはラックも今宵は最後の最後でアントニオ・サイドに来た。

危険な試合。
顔面パンチを出してしまい反則をとられた終盤。
圧倒的に攻めていながらも
なかなか技有りをとれないじれったり展開の中で犯したミス。

しかも通常の試合であれば、反則x1回は"注意"のところ、
この大会ではいきなり"技有り"が相手に転がり込んだ。

<えっ?>と思うが、残り時間は10秒。
(優勝どころかこのレベルで姿を消すのか?)と致命的な状況に
もはやセコンドのダモシは力なく
<もうKOしかないぞ・・・狙え>と言うだけとなる。

だが、残り3秒で相手は致命的なミスを犯し、
顔面パンチを入れてしまった。
これで技有りをアントニオが得て、ポイントでは同点になる。

こうなれば勝ちだ。内容では明らかに上回っていたからだ。

(助かったぞ、これは・・・)。

当然、判定は全員がアントニオに旗を挙げた。
最も危ないとりこぼしの局面を凌ぎ切った。

これは、ラックと見て良い。

(ようやく最終戦に来て、運も味方してるか?)と感じるダモシ。

決勝戦。

相手は、出た、ヘビー級。
いよいよヘビー級を打ち負かす時が来た。

相手は、寸止め系の部門と防具部門の双方を制覇した。
三冠を狙ってきているのは明らかであった。

<勝たせるわけにはいかないぞ>とアントニオに声をかけるダモシ。

<バチバチのフルコンタクトが出来るのか?>と。

打たれ強さ(と、打たせない鉄壁のディフェンス)は、
防具だの寸止め系だのをベーストする選手に負けない。

すべての試合でヘビー級の巨体にモノを言わせたプレッシャーと
突進力で相手を圧倒してきた相手。
一発の重みは確かに、ある。

だが、絶対にアントニオが本来の動きを本気でやれば
ついてくることはできない。

ゴング。

もうヘビー級はそれまでの闘いのリズムが完全に失われた。

疾きこと風の如く、まさに早送りコマ送り的世界観のスピードで、
完全にヘビー級の視界から姿を消した位置から
徹底的なローキックを繰り出すアントニオ。

ぶちっ! べしっ!

鋭いローが下半身を襲い、

どすっ! ずぼっ!

というピンポイントのパンチが腎臓を襲う。

ボコボコの世界が展開された。
苦し紛れにヘビー級は、<柔道か?>と見紛うように
アントニオの首筋の道着を掴む。

審判、怒る。注意1。が、技有りにならず。

さらに猪突猛進してくるヘビー級を
ことごとく交わして蝶のように舞うアントニオ。

完全にアントニオの姿を見失ったヘビー級。
気づけば背後に回られている。
苦し紛れにその巨大なヒップと背中でアントニオを押した。

審判、怒る。<背中で押さない!注意、イチ!>。
都合、注意2。

完全にガードが下がっている。
セコンド席からダモシは
<左ハイ、入るぞ!左、上、空いてるぞ!>と声がけするが、
応えないアントニオ。

ローで攻めると、ヘビー級、たまらず場外へ逃避。
審判、怒る。
<はい、場外!注意、イチ!>。

ここまでくれば技有りだろ?と思うが、
もう圧倒しているため、何も言わないダモシ。

と、突然、ヘビー級は完全に対決を避けた。
セコンドの指示が飛んだのだ。
<離れろ!行くな!>と。

バカか?と感じるダモシ。

これは寸止めじゃないんだぜ?と。
フルコンだぜ?と。

離れて下がり逃げながら、寸止めスタイルの斜め立ちをするヘビー級。
防具系や寸止め系のやりそうな常套手段。
こうしておいて
相手が攻めてきた際に、一瞬の隙をついて、
まさに気を合わせて、一発ポイントをとるという算段だ。

ここでアントニオも追うのだが、
ダモシはひと際大きな声で叫んだ。

<追うな!来させろ!>
<行かなくていい!>

最も危険な状況なのである。
ここで出会い頭の一発を食って、それが技有りをとられようものなら
負けになる。

<勝ちにいく>冷静な所作。

ダモシ的にも珍しいことだが、
アントニオもまたこの指示をきちんと聞いて
冷静になって、<優勝>をとりにいった。

深追いしなかったのである。

前進型、オフェンシヴなスタイルのアントニオのこと。
ここで、寸止め系の妙な策略にハマって
ぽこんと一撃必殺的な重みのない技であっても
技有りをとることを得意とする面々に
それを入れられて負けては悔やんでも悔やみ切れないのである。

初期の頃、そのルールで散々、苦渋を舐めているから、
それが生きていた。
彼ら、寸止め系/防具系の戦法の一つである
バチバチやらないで、逃げ腰で闘い相手が入ってきた瞬間に
ぽこんと一発入れてポイントをとるスタイルは、

とっくのとうに、お見通しなのである。

ここで行ってはいけないのである。

逆にアントニオに言った。

<そうなってこそ、猪木ばりに、来い来い来い、と挑発するんだよ>

と。

ダモシ、怒る。

<何だ、その立ち方は!>と。

テコンドーか、と。

相手と相手セコンドと観客に向かって叫ぶ。
センターコートでの試合だ。全員が観ている。

<フルコンだぞ!フルコン!これはフルコンだぞ!>。

それでも行きたいアントニオは、隙をついて近寄って、
最後に強烈なローキックをまたぶち込めば、
バスーン!という鈍いサウンドが広がった。

その瞬間に、ゴング。

判定はもちろん全員がアントニオ。

賞品のかかっていたKO勝ちは一つもなかった上、
秘技"信玄堤"も、さすがに容易に出せる相手は一人もいなかったが、
全試合、相手に審判の旗を一つも揚げさせず、優勝。

退場時にアントニオを迎えたダモシはまた叫んだ。

<フルコンだ、これが!>と。

この決勝は、特にもはや異種格闘技戦の世界。

異種格闘技戦でありつつ、舞台もアウェイ。
それでも、己が本領のルールはフルコンタクト。
さらには己が最も欲しいモノが賞品でかけられている
という意図的プレッシャーの中で、ここを勝ち切ったアントニオ。

よくやった。

まったく見ず知らずの他団体のコドモたちが
<おめでとう>と駆け寄ってきたのには驚いたが、
どうやらあのヘビー級に破れたコドモたちだったようだ。

表彰で女性係員たちもアントニオに笑顔で喜んでくれていた。

ダモシと違い、他人に好かれるアントニオ。

優勝して泣いているアントニオに<泣くな!>と言って
すぐに誰もいないところへ消えたダモシは、
泣いた。

そして、すぐにウルトラの母にメールをした。

決勝直前、久しぶりにあの台詞も出た。

<念願のWiiが目の前だぞ。ここを狙い通り勝ち切ることが大事だぞ。
 ここまで来たら勝ち切れ!
 例のアレだ。いいか? 死にもの狂いで、やれ!
 この勝負、絶対、とれ!>


今宵の流れは、フローは異なる。
これにフローが加われば、もっとたいへんなことになるだろう。

だが、確実にアトモスフィア支配があった。
これは朝からもう道中からそうだった。
そして、ラックがすべて重なった。

モメンタムは一年を通して同じ高いレベルで彼は維持している。

要は、ラックも今回は味方についた上に、
アトモスフィア支配も加わったということだ。
それでもまだフローは加わっていない。

やはり、今、強いよ?と感じたのは間違いではなかった。

だが、当然、試合の中には課題は山ほど、残る。
年明け初戦の三冠戦へ向けて
まだまだ今のままでは甘くない。
もう少しだ。もう少しまだポイントがズレている点がある。

ずっとその修正を施している効果は明らかだが、
まだまだズレている。
その修正をさらに施すと共に、
秘技をさらにパーフェクトなものとしていくことが必要だろう。

今宵も楽勝は一試合もない。すべて紙一重であり、
機微によってどちらに転んでも不思議ではない。
毎度のことである。

今宵は、こちら側にすべてが向いた。
だが、その裏にあるものは、努力である。

今年の最後の闘いで、見事、優勝。
今年は最初の闘いでも優勝。
全体を通して不遇だったが、始めよければヨシであり、
終わりよければ、すべてヨシとしようではないか。

今年の闘いは、これにて終了。

来年はすぐもう、ある。1.9だ。
そこへ向けて正月返上で特訓だ。

かくして彼は、過去最高の優勝賞品である
念願のWii(ゲーム機本体)とマリオカート(ソフト)を今宵手に入れた。
早速、二人で遊んだ。

中央フリーウェイが大渋滞するため、
優勝表彰を受けてトロフィーと賞状を受け取ると
閉会式と特別賞の発表を待たずに
館長と共に甲斐国を後にしたダモシ軍。
消えるのもまた、疾きこと風の如しである。


一年365日のうち、数日しかない、素晴しい一日だった
と忌憚なく言えよう。

もう爆睡である、今宵は。
大会ごと、体重が減る。ものものしい心労である。

最も重い賞品がかかっている中で、
それを狙い通りに獲ったアントニオには
忌憚なく敬意を表したい。

高い高い出費だが、
もう、買ってあげたくて買ってあげたくて・・・
といった心持ちのリアル・バカ親だから、
嬉しい出費である。


優勝。

これはやはり、とてつもなく気分が良い。


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大きなアリーナだった。会場前で。

121111aa.jpg

安堵の表情か。
トロフィーもまた、過去もらったそれの中で最大サイズだ。


posted by damoshi at 01:38| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月10日

Biweekly in review



もはや、最近の寄稿の少なさは、
まとめての「週刊」単位でのWeek In Reviewではなく、
月刊あるいはバイウィークリー(二週刊)の世界だ。
ケイバタイムスからの出張掲載でお茶を濁しているようでは
正直ダモシ、いただけないぞ?と。

揶揄を込めて、Biweekly In Reviewである。

"まともな"(ケイバタイムスからの出張掲載ではない)寄稿
としては、ほとほと久しぶりである。

そして気づけばもう今年もあと三週間を切っている。

それこそYear In Reviewを本来であれば当欄で開始する世界だ。

ダモシが何をしていようが、
全人類はそれぞれの忙しい日々を送っていて、
世間もデイリーで様々なイベントが起こり、ニュースがある。

他人も世間もダモシのことは知ったこっちゃないが、
ダモシもまた世間や他人のことなんぞ
知ったこっちゃない。それどころではない。

Busy→Too Much→O.Dをさらに超えた世界。

ウィークエンドもウィークデイよりも早起きの日々。
ゆっくりぐっすり眠るということがない。
疲れも度を超すと、疲れと感じなくなる。

さて、今日このサタデーも7AMには起きている。
朝っぱらから道場。
昼には戻り、ケイバタイムスの編集やら各事務処理。
その間、近所のカーディーラーへ出かけて
後述するダモフィーロ復旧の受取。

そして16時までに時間指定で届くはずの宅急便での
空手関係の荷物が届かず、
その便を扱う先の不手際に、久しぶりに(否、
実際には二週間に一度は外で他人にぶち切れている)ブチ切れ
電話で恫喝。

ワイフが四度電話で怒っても、一向にアクションしない相手に
遂に、(出るときはもう最悪にマズい時なのだが)ダモシ登場。

オフィシャル事案でのストレスをすべてぶつける八つ当たり的な所作で
五分に渡り怒鳴り続けた挙げ句、

<大至急だ!俺の言う大至急は、大至急だ! 
 それが何分かは俺に言わせるなよ!>

と締めて電話を切る。

と、その一分後に電話が来てワイフが受け取ると

<荷物が見つかったから今から五分後にお届けします>

という。

ダモシは
<ほれ見ろ!だから俺が気合入れたら本気になるだろ。
 やれば出来ることを、ぼけぼけしとって、やらんのだ!>と叫ぶ。

米国仕込みのワイフも
<送料はそちらで見て(こちらは払わんよ)>と怒り、done。

当たり前だ。

時間指定で何時までの配達となっているものを、
何の連絡もなしに届けに来ない自体、米なら訴訟だ。
挙げ句に、こちらから何度も電話かけなければ
あちらからは一向に連絡して来ない。

<荷物が見つからない(紛失した)>だの
<行ける時間が分かったら連絡する>だのと宣って
二時間も連絡して来ない。

どういう所作か、と。
ビジネスのマナーとして対消費者便益をどない考えとんねん!と。

叱ったわけだ。ダモシは。

<消費者の便益を損なっているのだぞ。
 本来なら、これ、電話代も請求することになるぞ?>と。

で、
<荷物が見つからない>
<行ける時間が分からない>という相手に、

<大至急だ!>発言に至り、
それを言ったら言ったで、その五分後には届けにくるという有様。

どないなってんねん!ニッポン!

そういう世界だ。

欧米か?!と。

誤った部分で国際化してどないすんねんこのアホゥ。
そういう世界でブチ切れwith八つ当たりをして
すっきりしたわけである。

まあ先般も路上駐車している車が一台あって、
そのボンクラのせいで道路は渋滞。
結局、片側二車線の道路で歩道側に一台駐車違反で
置かれてしまうと、そこを走っていた車が皆、
センターライン側のもう一車線に移動しなければならない。
それが交差点の近くだったりするからよけい渋滞する。

当然、ダモシはブチ切れる。

そのアホゥを抜き際、
いったんダモフィーロを停車させたダモシはギラリ一瞥し、
車内から恫喝する。

そこで素直に謝る態度を示せば良いが、
反抗的な態度をとるものだから
じゃじゃ〜んと車を降りていくことになる。

もうその段階でブチ切れているから
己がダモフィーロをセンターラインど真ん中に
置いたままなのは意に介さずに相手に向かっていく。

そして、言うのだ。

<ドアを開けろ>。

ボンクラ男への、くそみそな罵詈雑言が乱れ飛ぶことになる。
少しでも反抗的な台詞を述べようものなら

<議論するか?議論するか?お前と議論しないぞ?
 ノーダウトでお前が悪いんだから、お前は謝罪するだけでいい!
 黙れ!何も言うな!反抗するな!>となる。

ボンクラ男の細君が必死に謝罪して
<わたしたちが悪いんです>と言うが、
<お前は黙っとれ!>とダモシに一喝される。

<はいはい、すいませんでしたね!>的な不遜な態度で男が謝ると、
世界一性格の悪い男ダモシは
待ってましたとばかりに
車内にいるワイフとアントニオに向かって言う。

<おい、今のが謝ったことになるか?ああ?>と。

アントニオは首を振る。

ダモシは男に向き直り、言う。

<ほれ見ろ。小学校二年生ですら分かるぞ?
 お前、いくつじゃ!青少年育成のためにも
 オトナが自分が悪いことしておいて
 そういう態度で謝るのはどういうんじゃ、ああ?
 どうなんじゃぁっ!お前、小学校からもう一回行くかっ!?
 それか、キッス・マイ・アスするか?ああ?意味分かるか?>

とまたスーパー・オフェンシヴな攻撃をする。

もう怒り狂っているから、徹底的にイヤらしい技の連発で、
人格破壊までやりかねない。

だが、冷静だ。計算している。すべて。

"ちゃんと謝れ"と。
"ちゃんと謝れば終わる"と。

さっさとしてくれ、と。

俺は忙しいんだよ、と。

男が不満ながらも徹底的に言葉で破壊されて
しぶしぶ謝ると、

<そうだ。分かればいいんだ、分かれば。
 お前のために言っておく。もうこういうことするなよ。
 俺みたいのいるからな。
 傍若無人な振る舞いをしても
 何も言われないと思ったら、大間違いだぞ。
 俺には通用せんぞ。
 それから俺が去り際に、捨て台詞吐くなよ?
 また来るぞ?>と。

その間、当然ながら片側二車線道路は、
二車線とも塞がれていたため、
大渋滞どころの騒ぎではなかったのは言うまでもない。

いずれにせよワイフに言わせると、
<相手が悪かったな、彼らは>ということで、
<すっきりしたでしょ、八つ当たりできて>ということになる。

だから止めておいた方が良いのだ。

俺を出すなよ?俺が出るまでになるなよ?
というのは、何かトラブルがあった場合の基本だ。

出たら最後、そうなる。で、数分で終わる。
だが、相手はたいへん精神的に傷つく。

まあ、しかしそれも致し方ないだろう。
彼ら自身が撒いた種だ。

こんなものは氷山の一角の事例だが、
ニッポンは忌憚なく思うが
やはり時代が悪いのか、ニッポン人全体のクオリティが落ちたのか、
やたら傍若無人な輩が多い昨今である。

すみません。ごめんなさい。ありがとう。
これが言えないのだ。まったく危うい国になっている。
そもそも、エクスキューズ・ミーが言えない国だ。

国立の某研究所が公表したデータでも驚いたのだが、
成人のイイ年した男も女も交際相手がいないパーセンテージが
異常に多い。

しかも、「交際を望んでいない」としている率も
信じられないほど多い。

さらっと新聞記事で出ているだけで流してしまいがちだが、
ダモシは非常に民族的な危機を覚える。

ニッポン人は恋愛すら出来なくなったのか、と。

男と女という〜「ジェンダー」の意ではなく「セックス」の意で〜
本能的・動物的所作がまったく、だらしなくなっているのではないか。
温暖化の影響か?という冗談も言いたくなるほどだ。

男が女に、女が男に、
それぞれ性的なインタレストを持たないとすれば、
これは大問題である。

交際している女性がいない未婚の男性が
史上初めて60%を超えて、
同じく彼氏のいない未婚女性も50%。

しかも彼ら彼女らの多くが「交際も望んでいない」と。

これもまた、ほとほと、どないなってんねん!
という世界で、ダモシは理解ができません。
アホちゃうか?と言いたくなるわけです。

男はオス、女はメス。この根幹的な動物性を失ったら最後、
互いへのリスペクトも皆無になっていく。

だからか?
異性に対する尊敬のポスチャーが、普通の電車内でも
見られない傾向が強くなってきている。

要するに、路上の話や宅急便の件も同様に、

ダモシからすればニッポンは特にここ二〜三年、
総失礼化・総無礼化してきていると断じたい。

武道を中学校の必修化に来年からするようだが、
これは忌憚なく必要である。
もう、そこまで劣化しているのだ、ニッポンは。

総じて、失礼な輩・無礼な輩が多い。
とどのつまり、平たくいえば
路上の輩も宅急便も交際しない男女も
<自分のこと>しか考えていないのである。

道路は全部自分のもの。
レジで横入りする人間の相対的な数も
年々、ニューヨークのロシア人やチャイニーズ並みに
増えてきている。
ここにもまた<自分のこと>しか頭にない典型的な例である。

こりゃあマズいぞ? と。
少なくともダモシは、モノを言うぞ?と。
黙っとらんよ?と。

ストレス解消にもなるし。

といったところで、
さっぱりプライベート事案では<丸くならない>ダモシである。

無理だ。丸くなるのは無理だろう。
ダメなものはダメ。
それは御し難いのだから、言うべきことは言わんと、
こちらがイライラするだけで、心身に良くないから、
言って、徹底的に破壊して差し上げて、発散したく存じております。



*****



ダモフィーロだ。

今年は散々、ダモフィーロが故障している。
今年はMacも一台ダメになった。
そういうタイミングなのだろうが、
今週、オフィシャル事案で交通量の多い道路を走っていて、
交差点で赤信号で停車中に、突然、電力が停止した。

<バッテリーがあがったのか?>と即座に思うが、
バッテリーは交換したばかりである。

ど真ん中で停まってしまったから、
ただでさえ渋滞の道路が大渋滞に陥った。

幸い、無礼ではない面々が皆、車から降りてくてくれ、
大勢でダモフィーロを相撲稽古のごとくプッシュ。
わっせわっせと皆々様ご好意のプッシュ。
最後はガブリエール琴将菊が如くのがぶり寄りで、
ダモフィーロはようやく歩道も越えて空き地へ。

たまたま保険契約の更新が先月あり、
その際にワイフが
"そういう場合のトラブル処理"含みの保険に入っていたため、
その対応先へワイフが電話。
彼女がすべて手配してくれ、JAFが到着し、
近所のカーディーラーまで運んでくれた。

何と発電機の故障。まったくもって、またかよ的なトラブル。
タイヤ交換、マフラー消失、バッテリー交換、
己のミスによるボディのダメージの復旧等々につづく
今年散々起こっているダモフィーロ・トラブル。

発電機交換。締めて6万円。

とほほな出費である。またか、と。今年いったい
ダモフィーロにいくら掛かっているのだろうか・・・。

今宵受取、明日の甲斐国遠征にぎりぎり間に合った
という次第である。



*****


この間、アントニオは好調をキープ。

自身初のドラマ出演で、ロケへも出かけてきていた。
連続ドラマであるが、
絶対に秘匿ゆえこれ以上は残念ながら掲載できないが、
いずれにせよ良い経験だろう。
キャリア一年に満たないが、
キャリアの多いコドモの六人の中に入る好機を得たようだ。
端役だがエキストラではなく、きちんと主役と絡む役である。
一応、彼のデビュー作になるのだろう。

来年以降、大いに彼のタレント活動も楽しみになってきた。

将来どうなるかは分からないが、
仮にスターになった場合に備えて
その日のロケ弁と帰宅後の本人は写真に収めた。

頑張るのは当たり前。
"楽しい"と本人が感じているのがもっとも喜ぶべきことである。
大いにやって欲しい。

そして空手はいよいよ明日が今シーズン掉尾を飾る大一番だ。

舞台は整った。
ホームといっても良い信玄の甲斐国だ。

超大技の秘技・信玄堤も80%まで仕上がった。
四回転ジャンプではないが、
あとは練習で出来て本番で出来るかは分からない。

そして、それを出す好機があるかどうかも分からないが、
確実に土壇場でそれが出てヒットすれば
一発逆転KOになり得る技だ。

そしてこれは来年の数々のビッグ大会でも秘技となる。

明日の大会は、過去最大の優勝賞品を用意した。

遂に、ゲームを欲しがっていたが禁止していたゲームを出す。

優勝した場合、

・ゲーム機
・ゲームソフトx一個
・いま集めているカードとゲームのセット一式
・その他

優勝賞金総額は、約4万円。過去最高である。

さらに、KO勝1試合につき千円。
さらにさらに、「優勝して、特別賞も併せてもらった場合」
追加でゲームソフトxもう一個。

だから彼が明日、獲得することができる可能性がある
賞品総額は、トーナメントの試合数を5とした場合、
約6万円ということになる。

一ヶ月前から、
あのジョン・F・ケネディの名言

Ask not what your country can do for you,
Ask what you can do for your country.

をもじって

Ask what you can do for your victory.

を紙に書いて意味を教えて伝えている。
もう本人もすらすら言える。

そろそろ勝つ為に(勝つんだ)という意識のもと、
自分でそのために何をすべきかを考えて
大会までの逆算でイメージして盛り上げていけよ?

という教示である。

館長がここのところずっと自ら直接、
アントニオのスパーリング相手を務めてくれている。
オトナの怪物のような者とスパーリングをやってきたのだ。
同じ二年生に負けるか?というくらいの練習である。

そして、その成果として、先の日曜日に、
<あ、ちょっと抜けたな>と感じられる動きを
アントニオが見せた。

感覚的な言葉としての<あ、ちょっと抜けたな>である。

要するに、
<イッたな>
<突き抜けたな>という世界である。

一つ、掴んだな、と。

もうここのところ館長もダモシも、
受け切れなくなりつつある。

それだけ一発の鋭さと重みが増している。
格闘技の動きは無限。
相手のある中で、様々なヴァリエーションが存在する。

だが、それぞれ強い選手は、
この動きをすれば負けないという世界がある。
アントニオもそれがある。

が、そのヴァリエーションをさらに増やしたと共に、
微妙にズレているポイントの修正を施してきた。

<あぁ、またこりゃ、今のアントニオは強いぞ?>

という、今年の年頭のマイナーチェンジ時に得た
感覚がまたやってきた。

今朝、道場で三人掛けをしたが、これもまた動きは抜群。
一気にかかってくる三人を相手に、
まったく勝っている。

そして最後に拙宅で、秘技の最終確認。

これでAll Set。

やれるべきことは、すべてやった。

あとは毎度の如く、当日の朝になって
風邪発症などに見舞われず好調キープのまま
甲斐国に乗り込んでいくことだ。

あとはもう、本人が欲しくて欲しくてしょうがないものが
眼前にあるという<課題>の中で、
どこまで己自身でAsk Whatでやれるか、である。

大丈夫だろう。
本人が自信を持って、自分の闘いをできれば、
ジャパンカップのブエナビスタのようになるだろう。


121011g.jpg

先日は、道場の後輩たちが新人戦に出た際、応援に行った。
アントニオは全員の試合のセコンドに入り指示を出した。
これもまた彼にとって大きな勉強になっただろう。

<セコンドをやってみて分かっただろう?
 "オレの話を聞かんかい!"って思うだろう?>

とダモシは笑ってアントニオに言った。


121011e.jpg

121011c.jpg

毎日毎日、空手の稽古だ事務所のダンスや演技のレッスンだと
ほとほと、よく奮闘していると感じるところだ。

だから、よけいにシーズンの掉尾を飾る一番で、
最高の結果を出させてあげたい。


121011a.jpg

そして甲斐国決戦ゆえ、
<遂にこれを出すぞ>とダモシが出したのは恵林寺の勝守。
武田信玄の武田神社のそれは昔から付けている。
今回はこれに加えてとっておきの
信玄の菩提寺であり墓所のある恵林寺の御守を彼のバッグに付けた。

121011b.jpg

ダモシはこれも遂に登場させる
ウルトラの母から賜った
宮城は塩竈神社の、うまくいく御守。


明日は6AM起きである。

Good Night, and Good Luck.



posted by damoshi at 22:46| R-246 ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フローか、武豊



(以下、ケイバタイムスより出張掲載)


幸いなことに主役である競走馬はまだ二歳。
まだ実績も伝説もなければ、
観る側が持つ思い入れもさほど高まっていない頃合い。

となれば、一般的なゼネラル・インタレストの度合いが
相対的に高い要素という意味でのフォーカスは
<武豊の24年連続GI勝利なるか否か>であろう。

むろんゼネラル的度合いは低いが
<松山厩舎初の牝馬GI制覇なるか否か>もフォーカスされる。

騎乗予定とその馬の実績でだいたいのイメージがつかめる
古馬のGIで見れば、今年の残りGIレース(今週含め三戦)で
武豊が勝つチャンスは有馬記念しかない。
だがそこで有力馬に乗ることができる機会があるとは思われない。

馬に実績がなく、全馬チャンスがあるといっても過言ではない
二歳のGIである今週の阪神JFと来週の朝日杯FSが
武豊にとっての好機と見て良いだろう。

◆大外枠18番になってしまったという枠順の不利
◆近年の絶不調と、有力馬への騎乗以来の激減

に加えて、あらゆるアトモスフィアとフローが向いておらず、
本人のモチベーションすら落ちているように映る。

そんな中、ここ二週、<ん?>と感じている。

先週のジャパンカップ・ダートの当欄での予想でも、

<武豊が"ちょっと"フローに入ってきた感があり
 何かしでかす可能性を否定できないラヴェリータを▲>

と書いたが、
その基盤は二週前のジャパンカップ。
トレイルブレイザーを11番人気ながら五着に持ち込んだ武豊。
一瞬、<ん?>と思わせた。

そして先週のジャパンカップ・ダート。

10番人気だったラヴェリータは最後の直線で
一瞬見せ場を作っての四着に入り込んでいる。

最後の直線に向いた瞬間の位置取りとムードは、
<あ、勝てるぞ?これ>と感じたほどだ。
馬自身の実力をめいっぱい引き出しての四着は、
武豊の本領といえた。

最後の直線の一瞬の見せ場の際の鞍上の武豊のポスチャーは、
全盛期のそれを想起させたほど。

これはおそらく完全に<フロー>に入っていると見て良い。

ジャパンカップとジャパンカップ・ダートという
ここ二週の武豊のポスチャーは、
この阪神JFで24年連続GI勝利記録を更新するための伏線である
フロー状態にあると見て、差し支えがない。

あとは本番で、本人が意識過剰になって<フロー>を崩さないことだ。

逆に大外枠という不利を得た分、フローはキープできるのだが
怖いのが<一番人気>になってしまうこと。

周囲の、『ここで』という過剰な期待と思い入れが
票に直結してしまった場合に起こる
過大評価の一番人気。

今回の馬は本来、一番人気にはならないだろうが、
"なってしまう"ことへの危惧。
できれば五番人気程度に留めない。

"一番人気になってしまう"こと。
これこそ、大外枠云々よりも怖れるべきことではないか、と。

とまれ、LIVEを我等に。
常々、求めていることである。

スポーツである。競馬もスポーツである。
ギャンブルであるが、スポーツでもあり、
入場料をわずかばかりでもとって"見せて"いる興行である。

ならば、LIVEを我等に、が求めるべき必須条件となる。

要するに、感動を我等に、である。

好き嫌いは別として、
今週の興行で、
より多くの人のシンパシィと祝福と
感動が得られて、良い気分になる勝利者は、武豊である。

純粋に競馬としてだけで見た場合、
大外枠を嫌って軸には選ばない武豊xサウンドオブハートを◎とする。

以下、

〇ラシンティアンテ
▲ジョワドヴィーヴル
△アナスタシアブルー
△エピセアローム
注イチオクノホシ


posted by damoshi at 15:19| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月04日

潜入捜査


今週もケイバタイムスから出張掲載。
写真は変えてあり、より多く掲載した。

ダモシ自ら、
やはり団体行動・団体ツアーは不向きであることを
あらためて感じた夜。


*****


今週の、と或る晩。

某県の某所へいつものように単独捜査に出かけた刑事ダモ。
それは官の人間に化けて民間のバス・ツアーに潜り込む
潜入捜査だった。

官の人間とは対極にいるようなポスチャーをした刑事ダモ。
いかに化けるかだが、
ある意味で見映えからして不可能。
ならば開き直れ、と。

捜査本部の面々は口々に、

『くれぐれも怒り出さないでくださいよ』
『見映えからして絶対に官の人間には見えませんから・・・』
と言い合い、笑って刑事ダモを送り出した。

『何を言いやがる。俺様は何にでも化けられる仮面貴族だ。
 千の顔を持つ男だぞ』と強がるものの、

そもそも刑事ダモには
最も苦手としている部類の<バス・ツアー>自体が大きな懸念材料
として眼前に提示されていたのだった。


*****


記載のように、化けて、観光バスによる団体旅行
すなわち<バス・ツアー>に参加してきた。
否、参加せざるを得なかった。

事情がなければ絶対に"そんなもの"には参加しない。
というか、ある意味で生まれて初めてのことだ。
修学旅行を除けば。

そして実際、修学旅行以来だろう。
"そういう観光バス"に団体で乗って皆で同じところへ行くのは。

なにしろ海外であろうがどこであろうが単独だ。昔から。
そもそも小学校六年生で既に後楽園ホールに
一人でプロレスを観に行っている。

団体行動、団体旅行が大嫌いなのである。

特に"個人旅行"で海外に行っていた頃は、
海外の観光地で出逢う旗ふりのもとゾロゾロ歩く
日本人団体旅行客は<揶揄>の格好の餌食としていた。

<アホどもが、ゾロゾロいるぞ>と。

海外在住時も、NY五番街でゾロゾロ群れを成して歩く
日本人団体観光客を嘲笑し、
NYシャネル店内でゾロゾロ来て日本語で店員にまくしたてる
これもまた日本人団体男同士を叱ったりもしたし、
ヤンキー・スタジアムで"午後の紅茶"をこぼして
破廉恥なまでにウキウキ騒ぐ日本人団体観光客に
片っ端から上段蹴りを放ちそうになり我慢するのに
大変だったくらい、忌み嫌っている。

とにかく、基本、男同士がゾロゾロ群れを成して歩く
という所作自体を、認めていない。
小学生時代から、そうだ。

だから今も普通にオフィス街でランチ時になったら
芸のなさ全開で皆でゾロゾロとポケットに手を突っ込みながら
群れを成してどこかへランチを食べにいく貧相な肉体の
サラリーマンを見ると虫酸が走るのだ。

<赤信号、一人で渡らんかい!>と。

で、やんごとなき事情があり参加せざるを得なかった
バス・ツアー。

事前の想定通り、気持ちの悪いアベックや
流行の"元気なシニア軍"や、
やっぱりいた女同士、男同士の不可思議なタッグに、
これまたやっぱり昨今どこにでも出没する
"意味不明&年齢不詳(でも若くない)なアベック"らが
大挙バスに乗り込んでいた。

隠密に最後尾の二席を単独使用で刑事ダモ用に
空けてもらっていた。

最後にバスに乗り込んで前から両サイドに座るボンクラどもを
一人一人確認しながら、最後尾へ着くのだが、
当然、皆々様の視線が集まる。

その顔には
(このツアーには参加しそうもない人だけど・・・)
(しかも一人だし。ともだちいないのかな・・・)
と書かれてある。


*****


ツアーは各所を回るのだが、当然、団体行動だ。
ルールがある。

その最たるものが集合時間だ。

一箇所下りるたびに
<20分程度>の猶予があってその時間だけ急いで観る。
で、決められた集合時間にバスに戻る。

このスタイルが、

『旅』において確固たる己のスタイルを持っている
刑事ダモにはどうにも許し難いのである。

決められた時間内に観て感じ入ることを強要されるのは
まったく相容れることができない。

刑事ダモの場合、徹底的に己の足で稼ぐ捜査だ。
そしてここだと感じたら
その瞬間が<間>(ま)である。

その<間>からじりじりと寄っていく。心を寄せていく。
そして踏み込むぎりぎりの境界線、すなわち<間境>(まざかい)を
いつ超えるか、あるいは超えて良いのか、
超えようとしたその瞬間にやられるのではないか
などなどを繊細に感じとり対象に迫ってゆく。

それが刑事ダモ流である。

まるで武道、格闘技のようだが、
絵にしても写真にしても、それは同様なのである。

間境における己の所作。

ここが鍵になる。

対象と気を合わせる、といっても良い。

そういうことは、決められた時間内で、
皆と同じ行動範囲ではまずもって不可能であり、
まったく納得もいかなければ、満足もし得ないのである。

ただただ、フラストレーションを蓄積させるだけ。

自然と、無意識のうちに、
他の人々とは一人だけ違う行動形態をとることになる。

その所作はすなわち、

<誰よりも速いペースで先頭に己を置くか>

あるいは

<あえて一番最後に己を置くか>

である。

大逃亡劇をするか、最後方に隠れていて最後に一気に出るか。

その中間は存在しない。まったく、あり得ないのだ。
自然にそうなる。

バスは最後尾。全体を俯瞰して座る。
下りていく際の所作も最後尾につけている。

が、突然スパートして一気に全員抜き去り、
ダントツの先頭でバスに戻ってくる。

この形態に収まった。
それをすることで己自身を保つことができ、
大いなるフラストレーションの中でも発狂せずに済んだわけだ。

<オレの色は出したぜ>と。

捜査がはかどったか否かは、不明だが、
ポイントは押さえた。

以下、数点。

すべて、じぶんじかんで撮っていない。
時間を区切られ、且つ大勢がいて
なかなか良いポジションもとれない中でのものである。


yak1.jpg

yak2.jpg

yak3.jpg

yak6.jpg

yak5.jpg

yak4.jpg


*****


トランセンドvs.エスポワールシチーの二強対決。

これが明日のジャパンカップ・ダートの
一般的に提示されている構図である。

一般的なフェイヴァリットはトランセンド。
アンダードッグがエスポワールシチー。

エスポワールシチーの戦法は、<逃げ>。

だが、トウショウフリークという
よけいな<逃げ>馬が存在する。
フェイヴァリットxアンダードッグにも入り得ないレベルの
トウショウフリークのことだから
大逃げを打つと見て良いだろう。

だが、外枠15番だ。

そしてフェイヴァリットのトランセンドは大外枠の16番。

3枠6番を引き当てたことで
今回はエスポワールシチーがうまく事を運び
勝ち切る気がする。

どうせ勝てないからスタート直後だけ先頭に立って
"目立とう"と考える中学生の校内マラソン大会のコドモのノリで
トウショウフリークはかっ飛ばすだろう。
どうせ、持たない。

トウショウフリークの"目立ちたいため"だけの逃げに
惑わされずに、あわよくば自分のペースで
団体行動を避けて走って頂きたいぞエスポワールシチーを
本命◎とする。

重賞レースで二着5回と常に優等生で頑張っている
団体行動向きの馬だが勝てないだろう
ダノンカモンを二番手の〇。

武豊が"ちょっと"フローに入ってきた感があり
何かしでかす可能性を否定できない
ラヴェリータを▲。

ラヴェリータと牝馬二頭のワンツーがあっても
まったく不思議ではない
モメンタム最高潮のミラクルレジェンドと、

叩き二戦目で上積み期待のワンダーアキュートを△

最後の注は、自力とモメンタム上位のヤマニンキングリー。

大本命トランセンド。

ヴィクトワールピサのジャパンカップでの惨敗を見ると、
同じドバイWCで二着したトランセンドが
この秋既に二戦しているのが不思議だ。
それだけタフなのだろうが、どうだろうか?

ここが二戦目なら迷わずピックアップだが、
目に見えない疲労の蓄積が明日出ないとは限らない。
そうだとすれば着外も大いにあり得よう。

むろん圧勝も普通にあるだろうが、
ここは着外に沈む方をとり無印。


◎エスポワールシチー
〇ダノンカモン
▲ラヴェリータ
△ミラクルレジャンド
△ワンダーアキュート
注ヤマニンキングリー



posted by damoshi at 02:05| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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